【新華社北京11月27日】11月29日から12月5日にかけて、習近平国家主席はフランスへ赴き国連気候変動パリ会議(COP21)に出席し、ジンバブエ、南アフリカを公式訪問し、また南アフリカ・ヨハネスブルグへ赴いて中国・アフリカ協力フォーラムを主宰する。
グリーン発展の実践者となる
100人余りの国家指導者と200カ国近い国家代表が集まるCOP21パリ会議は、人類の発展の未来に影響を及ぼし、国際社会の責任を検証する。
習近平主席がCOP21パリ会議に出席し、中国側の重視を体現したことは、議長国であるフランスへの強力な支援でもある。今月初め、フランスのオランド大統領が訪中した際、中国による支援はCOP21パリ会議にとって「非常に重要だ」と表明していた。COP21パリ会議では、習近平主席が開幕式で演説を行い、気候ガバナンスに対する中国の見方や主張を詳しく述べ、COP21パリ会議での合意達成を推進するために中国の貢献を行う見通しだ。会議期間中に、習主席は米国のオバマ大統領、フランスのオランド大統領らと二国間会談を行うことになっている。
中国は一貫して積極的、建設的な姿勢で世界の気候ガバナンスに参与しており、今回のパリ会議は中国の最高指導者によるCOP21パリ会議への初出席にあたる。今年の10月、習近平主席はロイター通信の取材に応じた際、交渉の当事者は、最大限度に誠意を示し、共通点を集めて相違を転化させねばならない。中国は建設的な役割を発揮し、パリ会議が期日通りに全面的で、バランスの取れた、力強い協議を達成できるよう望んでいると表明していた。
共同発展の模範者となる
習近平主席の今回のアフリカ訪問は近年、中国がアフリカに対してレベルの最も高く、関連範囲の最も広く、ボリュームの最も重いの一度の訪問にあたり、中国・アフリカ関係の「真・実・親・誠」 (真実であること、実質が伴うこと、親しくすること、誠実に付き合うこと)」の4字箴言(しんげん)や正しい義利観に対する再度の実行であり、「発展途上国の基礎的な」大いなる外交の配置に対する再度の突固めでもある。
ジンバブエ、南アフリカの2カ国、中国・アフリカ協力フォーラムサミットの1度のフォーラム、そして10回以上の活動--これらは公式訪問における通常な行動であり、中国・アフリカの指導者とビジネス界とのハイレベル対話、及び中国・アフリカの装備製造業展覧会への出席といった特色あるスケジュールも組まれているので、訪問日程はきつく、活動はきめ細かく、その意義が重大だといえる。
世界の発展の流れのリーダーとなる
「発展してようやく、衝突の根源を取り除くことができる。発展してようやく、人民の基本的な権利を保障することができる。発展してようやく、人民のすばらしい生活への熱い憧れを満足させることができる。」この習近平主席の国連発展サミットでの言葉が、今なお記憶に新しい。
発展は、現代中国と世界にとっての第一の重要任務だ。中国の最高指導者による2015年の外交における最後の作品は、発展というカギをしっかりと握りしめ、よりすばらしい世界へ通じる大門を切り開くだろう。
(新華網日本語)
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