年末にパリで開催される国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)の準備のため、今月19日からドイツのボンで開かれていた会合が23日、閉幕しました。この会合はCOP21開催前の最後の準備会合で、新たな国際枠組みに関する合意文書の草案をまとめましたが、一部の大きな課題はCOP21に先送りされました。
この草案について、中国の首席交渉代表の蘇偉氏は「合意文書の枠や主な内容を分かりやすく、はっきりとまとめており、COP21で引き続き協議するために良い基礎を固めた」と述べています。
合意文書をめぐって、先進国と発展途上国の間で最も意見が対立しているのは責任の分担、特に排出削減行動や発展途上国への資金支援だということです。
(中国国際放送局)
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