【新華社東京10月8日】日本の安倍首相は7日、内閣を改造した。これは安倍首相が2012年末に首相に再任した後、二回目の内閣改造になる。アナリストは現在の日本国内の政治、経済及び周辺の隣国関係などの内外の情勢は依然として十分に厳しく、安倍新内閣は試練に直面すると分析している。
アナリストは国内外の錯綜した複雑な情勢を前に、安倍新内閣の今後の政治的足取りが軽くなることはないと受け止めている。
内政では、安倍政権は日本国内の大多数の民衆及び野党の強い反対を顧みず、日本の憲法違反の嫌疑があり、日本が戦争することを許す新安保法を強行採決したことで、その遵法性が大いに疑問視され、内閣支持率は大幅に下降した。このような状況は必然的に来年、開催される参議院選挙の結果に影響し、安倍政権の安定性に波及すると考えられる。
経済では、金融財政政策に依存し、経済復興を推進する「アベノミクス」は効果を失いつつあり、日本の第2四半期の経済は再びマイナス成長に陥り、第3四半期の情勢も楽観視できない。