■今年の国慶節に上半期のような「激増」は見込めず
中国国家観光局日本代表処の張西龍処長によると、中日間の直行航路の開通により、中日都市間の「ドアツードア観光」が実現したことで、中国中西部の二 三線都市の訪日観光客数が顕著に増加した。一方で、今年の国慶節連休中の訪日中国人観光客数に昨年のような急増はないとの認識で中日観光業界は一致している。北京五洲行国際旅行社の杜驚鴻 日韓部経理は「上半期に訪日中国人観光客が急増したため、当初旅行会社は国慶節連休期間の日本観光市場に大変期待していたが、予約状況を見ると、実際の状況は想像したほど良くはない」と指摘。張氏によると、今年の国慶節連休期間の日本観光は「満員」でもなければ、心配されたような金融市場の変動による大幅な減少もないという。