サウジアラビアにあるイスラム教の聖地メッカから数キロ離れたミナで、巡礼者が将棋倒しになる事故が発生し、これまでに少なくとも717人が死亡、800人以上が負傷しました。この日は、世界各国から約200万人のイスラム教教徒が大巡礼に参加していました。 サウジアラビアのサルマーン国王は、政府の関連部門に安全点検を実施させ、このような事故が再び起こらないよう指示しました。
今年の大巡礼は、22日から始まり、26日に終わるということです。
なお、今回の事故は、これまでの25年のメッカ大巡礼で最悪のものになりました。1990年7月2日には、メッカ聖地近くの地下通路で将棋倒し事故が発生し、1426人が死亡した大惨事が発生しています。
(中国国際放送局)
関連記事: