「反串」とは自分と違う性別を演じる俳優を指す。封建社会の時代に、女性は舞台に立てなかったため、古くからこのような方法がとられてきた。林青霞(ブリジット・リン)の東方不敗の「反串」、「花木蘭」での趙薇(ヴィッキー・チャオ)の「反串」、張国栄(レスリー チャン)の女形など現代の映画にもたくさんの「反串」が見られる。古都、西安にも「反串」俳優たちがいるが、その中の一人は非常に特別で、日中は全国各地からの観光客のために演じ、夜間は四方八方からの市民のために公演しながら、伝統的な戯曲の夢を胸に秘めている。その彼は夏旭さん(23)だ。西部網が伝えた。
舞台の上で彼のひらひらとしなやかな姿とほっそりとした指先は艶っぽく美しい女性だ。夏旭さんを男らしくない、女々しいと罵る人もいる。彼はこれは「反串」という芸能だと最初反論していたが、説明するのもめんどうなので、一生懸命良い演技をするに越したことはない。彼は「反串」の表現方法をとことんまでやり抜くという。これは彼にとっての大きな精神的支柱である。
(人民網日本語版)
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