【新華社北京8月27日】「近距離で銃剣を持つ日本兵と激闘した時、恐れることは絶対だめだ。ちょっと反応が遅れば殺されてしまう。ドラマの中に、素手で日本兵を引き裂き、石を戦機に当てるなど、まったくでたらめだ。日本軍の兵士個人が戦闘能力が強く、倒され難いのだ!」
以上のようにいったのは、95歳の抗日老兵李国英である。抗戦勝利70年にあたり、記者はこの年寄りに取材を行い、彼の生涯も忘れない体験を聞いた。
李国英は、戦場に出たばかりの頃、恐れることもあったが、兄弟、同郷者の惨死に見慣れると、怒りしか何も感じられなくなり、生き残る考えなんか一つもなかったと言った。