国務院新聞弁公室は25日、記者会見を開いた。中国外交部(外務省)の張明副部長は、海外ゲスト・政界関係者の記念活動への出席状況について紹介した。
張副部長によると、中国はすでに関係国に招待状を送り、国際社会から大きな反響と支持を得ている。これまでに49カ国が出席を表明しており、出席者にはロシアのプーチン大統領、韓国の朴槿恵大統領、ベラルーシのルカシェンコ大統領など国家元首・首脳ら30人、および政府高官19人が含まれる。このほか、潘基文国連事務総長、世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン(陳馮富珍)事務局長ら、国際・地域機関の代表10人、ドイツのゲアハルト・シュレーダー元首相、日本の村山富市元首相ら、6人の元政治家も出席する。
張副部長は、「今年は中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利の70周年にあたり、中国国民は盛大な記念活動を行う。我々は中国人と共に9月3日の記念活動を祝ってもらうため、関連国と海外の友好者を中国に招いた。その目的は『歴史を銘記し、犠牲者を偲び、平和を大切にし、未来を切り開く』ためだ。もう一度強調するが、記念活動は特定の国を想定したものではなく、今の日本や日本の民衆を対象にしたものではない」と述べた。
(人民網日本語版)
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