中国人SF作家・劉慈欣氏の小説「三体」が22日、米ワシントン州スポケーン市で開催された第73回世界SF大会でヒューゴー賞長編小説部門を受賞しました。
「三体」は中国史的視点から人類と宇宙の運命を説く劉慈欣氏の3部作の第1部作品で、中国系米国人SF作家の劉宇昆(ケン・リュウ)氏が英訳し「The Three-Body Problem」の題名で2014年に米国で出版され好評を博し、ネビュラ賞、ヒューゴー賞、ローカス賞、ジョン・W・キャンベル記念賞、プロメテウス賞にノミネートされました。
3部作の第2部「黒暗森林(The Dark Forest)」と第3部「死神永生(Dead End)」も英訳され、米国で出版される予定です。
(中国国際放送局)
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