南京雨花台付近の金陵兵器工場の大門(1935年撮影 資料写真)。1937年9月から1940年10月まで、金陵兵器工場を含んだ11ヵ所の兵器工場が重慶に移設された。
山城重慶の山々に、いまでもまだそのままに保存されていて、よくかくれている防空壕が多くある。地元の住民さえも知る人が少ない。抗日戦争のとき、多くの武器弾薬はまさにこれらの目立たない防空壕で生産され、絶え間なく戦争の前線に運ばれた。中国の対外通路がほとんど切られた状況の下、これらの重慶に移設された兵器工場で生産された銃砲こそ、中華民族の英勇抗戦を支えたものだ。