ダブル11(11月11日)の戦いで優勢に立った天猫(Tmall)は、今度は年度途中の販売促進キャンペーン「6 18」を仕掛け、勝利を収めようとしている。天猫はこのほど、2万店を超える店舗とともに期間1カ月間の販促キャンペーンを行うことを発表。昨年のダブル11で好成績を収めた国際化戦略に引き続き期待を寄せるという。「北京商報」が伝えた。
天猫が所属するアリババ(阿里巴巴)グループでは、昨年の米国ニューヨーク証券取引所への上場に続き、今年が天猫の「国際化元年」になるとみている。天猫がこのほど明らかにしたところによると、今回の6 18キャンペーンには世界トップクラスのスーパーが複数参加する予定で、価格は海外の商品生産国での価格と同じか、それよりも低くなるとみられ、輸入製品のすべてについて「世界中どこでも送料 税金込み」をうち出していく。生鮮食品については、原産地の政府と協力して直接買い付けを行い、年度途中のキャンペーン期間には世界の10大牧場、トップクラスシャトー100カ所、10大果樹園、4大漁場を重点的に囲い込む。世界最安値を保証すると同時に、天猫国際は「鮮度が落ちた商品は賠償する」、「生きたまま送れなかった商品は賠償する」、「性質が変わってしまった商品は賠償する」といった消費サービスを鄭重に請け負うことにしたという。
このほど開設された韓国館も今回のキャンペーンに参加する。天猫国際の劉鵬総経理は、「今後さらにたくさんの国家館が天猫に参加することになる。企業関係者は、(中国の)通販大手の『国際化』の歩みは海外ブランドの『中国化』の重要な一歩にもなるとみている」と話す。また韓国のディスカウントストア eマートの関連部門の責任者は、「天猫国際やアリババグループの世界的な供給チェーンと深いレベルで協力し、これを土台として中国市場での配置を新たにしていく」と話す。
(人民網日本語版)
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