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世界大学生スパコン大会が閉幕、優勝校は清華大学
jp.xinhuanet.com | 発表時間 15:58:52 | | 編集: 呉寒氷

 世界最大規模の大学生スパコン大会「ASC15」の決勝戦が22日、山西省の太原理工大学で閉幕した。清華大学が優勝、国防科学技術大学が準優勝に輝いた。光明網が伝えた。

 ASC15はアジアスパコン協会、浪潮集団、太原理工大学が共催。今年は前大会を85%上回る世界六大陸の135校・152チームが参加した。そのうち海外の大学が135%増の47校に達した。

 審査委員長の莫則堯氏が閉会式で発表したところによると、清華大学は7競技で優秀な成績を収め、最終的に2位以下に大差をつけて優勝した。シンガポールの南洋理工大学は3000W以下という条件の下、毎秒11兆9200億回という浮動小数点演算性能を実現し、世界新記録を樹立した。注目を集めていた「e Prize計算チャレンジカップ」のお題には、SKA(Square Kilometer Array)のデータ処理ソフトウェア「Gridding」が選ばれた。中山大学は決勝戦で全3つの計算例の最適化と使用に成功し、性能を600倍に高め、同規模のデータ処理システムのエネルギー消費量を20分の1に引き下げた。SKAという世界最大の天文学国際協力プロジェクトに、卓越した高性能スパコンデザインの提案をもたらした。

 ASCは中国が開催を提唱し、アジアや欧米の専門家・専門機関から支援を受けている。大会という場を通じて各国・各地のスパコン青年人材の交流と育成を促し、スパコン活用水準・研究開発能力を高め、スパコンの科学技術駆動力を発揮し、科学技術と産業の革新を促進することが狙い。ASCは4年間の発展を経て、世界最大規模のスパコンの祭典となっている。

(人民網日本語版)

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