メキシコ政府は、中国企業が2014年11月に落札した37億5000万ドルに及ぶ高速鉄道の建設契約を取り消したため、中国企業に約131万ドル(810万元)の賠償金を支払うことになる可能性があります。
メキシコ運輸省次官の話によりますと、メキシコの法律部門は中国鉄建 が提出した賠償請求を現在検討中だということです。賠償金額は131万ドルほどだと予測されていますが、具体的な金額はまだ明らかにされていません。
首都メキシコシティと製造業の中心都市ケレタロを結ぶ全長210キロの高速鉄道建設プロジェクトは、ラテンアメリカで初めての高速鉄道プロジェクトです。
締め切りまでに入札したのは中国鉄建を中心とする企業連合のみで、2014年11月3日に落札しました。しかし3日後、メキシコ当局は争議があることを理由に契約を取り消したということです。
(中国国際放送局)
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