中国の海南省が15日、大阪で観光説明会を開き、関西地方の観光業関係者100人近くが出席した。
何西慶副省長は海南の観光資源と優位性について説明し、次のように述べた。この5年間に海南の観光業は急速に発展し、クルーズ観光、海上スポーツ、民俗風情やエコ観光などの新しい業態や商品が誕生し、海口国際空港と三亜国際空港の年間利用客は1000万人を超えた。
また「海南省と日本の観光協力と交流の歴史は古い。双方の観光部門が手を携え協力分野を開拓し、観光と経済の共同発展を促し、両国人民の友好とよしみを深めるために努力することを望んでいる」と表明した。
国土交通省近畿運輸局企画観光部の中村広樹部長は「昨年日中両国を訪れた双方の観光客は合計で500万人に達した。この数字を大幅に上回るようにすることが今後の目標だ。海南観光説明会の開催により日本国民が海南の観光資源について理解を深め、より多くの日本人が海南に憧憬を抱くようになるものと信じている。海南と関西地方の観光業関係者が協力を深め、手を携えて観光業の発展を促すことを望んでいる」と述べた。
説明会では、ビデオの放映を通じて海口や三亜などの美しい観光スポットが紹介された。海南省と関西地方の観光業関係者は説明会で商談を行い、ある日本の友人は自身が作曲した歌曲「海南」を熱唱した。
(中華人民共和国駐日本国大使館より)
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