【新華社ジュネーヴ5月15日】国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)は14日、アジア太平洋地域の経済発展はインフラ建設投資が早急に待たれ、アジアインフラ投資銀行(AIIB)にはアジア太平洋地域のインフラ建設のためにより多く資本注入する能力があると伝えた。
ESCAPは当日年度調査レポートを発表し、2015年にアジア太平洋地域の発展途上国と地域の経済成長率は5 . 9%に達し、成長スピードは世界の他の地域よりも依然として高いものと予測している 。しかしレポートは同時に、インフラ発展のレベルの低さや一部の経済体の大口商品価格に対する過度な依頼といった要素の制約を受けたことにより、アジア太平洋地域の発展の潜在力は依然として開発が待たれると指摘する。
レポートはまた、アジア太平洋地域の交通、エネルギー、衛生などの分野でインフラ建設が至急必要とされ、例年の当地域におけるインフラ投資ニーズの総額は8000億から9000億ドルまでとなっていると指摘する。
現在設立計画中のAIIBおよびBRICS開発銀行に対し、ESCAPは歓迎の意を示し、それらがアジア太平洋地域のインフラ建設のニーズを満たすために発展のエネルギーを提供したとみなしている。
(新華網日本語)
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