【新華社パリ5月8日】ノーベル経済学賞の受賞者ジョゼフ・スティグリッツ氏が7日、フランス『レ・ゼコー (Les Echos)』にコラムを発表し、アジアのインフラ整備への融資推進を趣旨とするアジアインフラ投資銀行(AIIB)は、グローバル経済ガバナンスの一大進歩だと伝えた。
スティグリッツ氏はこの『なぜアジアインフラ投資銀行を支持すべきなのか』と題する文章の中で、中国の成功の手本は、インフラ投資が発展にとってどんなに重要であるかをすでに説明していると伝え、スティグリッツ氏は「今年の3月、私は中国のいくつかの辺鄙な地域を訪れたことがあります。交通や通信の面での投資が、人や貨物および情報の流通を促進したので、これらの地域はすでに繁栄した所になっていました。」と表明した。
スティグリッツ氏はまた、現在はニーズが普遍的に不足している時で、AIIBのもう一つの役割は、貯蓄を最も有益なところへ流れるよう導くところにある。そのため、中国がAIIBの設立を提唱した措置を積極的に歓迎するべきだ。この措置の趣旨は多国間の枠組みを構築し、投資の金融資本を「多角化」させるところにあると述べている。
(新華網日本語)
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