【新華社北京5月14日】中国国務院は13日、今年9月3日を休日にすると通知した。この日は中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利70周年記念日で、中国各地で閲兵を含む多くの記念行事が開催される。
今年9月3日を休日にしたことは、中国政府がこの特別な日を高く重視していることを表し、より多くの市民が行事に参加する条件を提供することにもなる。
1945年9月2日、日本政府の代表者が東京湾の米国戦艦「ミズーリー号」艦上で降伏文書に調印した。当時の国民政府は翌日、国を挙げて3日間、祝賀するように通達した。
2014年、中国は国の立法の最高規格によって、9月3日を中国人民抗日戦争勝利記念日に確定した。
「70年前の抗日戦争の勝利は、中華民族の命運を分けた歴史的な転換期で、世界が深く記憶する偉大なる勝利と呼ぶに値するものでもある。」国家行政学院の汪玉凱教授は、抗戦勝利70周年記念日が全国で休日になり、「勝利者の態度でこの日を記念することは、国家の意志であり、人民の願いでもある。」と述べた。
中国人民抗日戦争は苦難と壮絶な戦いであり、膨大な民族の犠牲を払った。3,000万人の死傷者、6,000億ドルの損失は氷のような数字に過ぎず、30万人の犠牲者を出した南京大屠殺も日本のファシズムによるきわめて残忍な暴虐の典型的な例の一つに過ぎない。
9月3日、北京で記念式典、閲兵式、レセプション及び文芸の夕べなどを含む盛大な記念行事が開催される。習近平主席ら中国の指導者が出席する。
(新華網日本語)
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