中国電子商取引大手アリババは11日、福建省人民政府と戦略協力協定に調印しました。
協定によりますと、双方はクロスボーダー電子商取引や農村部での電子商取引の展開、地元特産品のネット通販、人材育成、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、インターネット+住民生活、インターネット+医療サービス、インターネット+観光サービス、インターネット+オークション、インターネット+政府調達、インターネット金融などの分野で提携することになっています。
これまでにアリババは、甘粛や吉林、雲南、新疆、寧夏、海南など13の省・自治区・直轄市と協力協定を結んだことになります。地域的に見ると、これらの地域はほとんど中央政府の打ち出した「一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)」が通る予定の地域に位置しています。これらの地域のネット環境の整備を通じて、実際の貿易および情報・商流・物流の発展を促そうというアリババの大きな構想がうかがえます。
(中国国際放送局)
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