習近平主席は日本の安倍晋三首相と会見

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-04-23 13:42:46 | 編集: 呉寒氷
M  M  M

【新華社ジャカルタ4月23日】中国の習近平国家主席が27日にジャカルタで招請に応じて日本の安倍晋三首相と会見し、中日関係をめぐって意見を交換した。

 習近平主席は次のように指摘した。中日関係を処理する大原則は、中日の4つの政治文書の精神を厳格に順守し、両国関係を正しい方向に発展させることを確保することだ。昨年、中日双方が合意した4つの原則的共通認識がこの考えを表している。歴史問題は中日関係の政治的土台にかかわる重要な原則的問題だ。日本側には、アジア隣国の関心事に真剣に対処し、外部に対して歴史を正視する積極的なメッセージを出すよう望んでいる。

 習近平主席は次のように強調した。中日双方はお互いに積極的な政策を実行する必要がある。我々は日本側と対話とコミュニケーションを強化し、信頼を深め疑念を払拭し、中日の4つ目の政治文書にある『中日は互いの協力パートナーであり、互いの脅威にならない』という共通認識を幅広い社会のコンセンサスに変えていくよう努力する。双方は引き続き各分野における交流を展開し、両国の国民の相互理解と認識を深めていく必要がある。中国が提起した『一帯一路』(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)構築およびアジアインフラ投資銀行(AIIB)設立の提案はすでに国際社会から歓迎されている。

 習主席は次のように指摘した。平和、発展、協力、ウィンウィンはすでに覆すことのできない時代の流れになっている。中国は揺るぎなく平和発展の道を歩んでいる。また日本に対しても平和発展の道に沿って中国と共に歩み、共同で国際と地域の平和、安定、繁栄により大きな貢献をしていくことを望んでいる。両国の指導者はこれに向けてしかるべき責任を担っていくべきだ。

 安倍晋三首相は次のように表示した。再び習近平主席に会えて嬉しく思う。私は日中関係の改善を強く望んでいる。日中関係の発展が両国の国民と世界の平和と発展にプラスになる。私は日中両国の発展が互いの脅威にならないことに完全に賛成する。日本側は、昨年双方が合意した4つの原則的共通認識を実行し、両国の各分野における交流と対話を積極的に推進し、両国国民の相互理解を増進させるよう望んでいる。私と日本の内閣は、既に多くの場で、『村山談話』を含めた歴代政府の歴史問題での認識を堅持していきたいと承諾した。この立場を変えることはない。日本は今後も引き続き平和発展の道を歩んでいくと決意している。日本側もアジア地域にインフラ投資に対する大きなニーズがあることを認識しており、この認識に基づいて、中国側とAIIBに関する問題を検討することを望んでいる。(翻訳・編集/呉寒氷)

(新華網日本語)

 当社サイトのコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。

推薦記事:

日本村山元首相が安倍談話を批判

中国 日国会議員の靖国神社参拝断固反対

日本に歴代内閣の侵略歴史を正視する承諾を守るよう

外交部 安倍の靖国神社供物について返答

キーワード    中国,習近平,ジャカルタ,日本,安倍晋三,中日関係
   コピー Imprimer印刷 お問い合わせ RSS           
 
 
010020030360000000000000011100551341771251