安全保障協力を強化し、平和的環境を築く
共同声明で、中国・パキスタン双方はさらに、テロリズム対策への協力と国際地域安全事務における連携をより一層、強化することを提起した。
マフムード委員長は次のように説明した。膨大な経済計画を実施するには、テロリズム、過激主義及び分裂主義をを排除し、平和的環境を築き上げる必要がある。安全保障協力を強化しなければ、経済改革の夢を実現することは不可能だ。中国は一貫して平和を提唱し、発展のために良好な環境を勝ち取り、パキスタン側も中国の安全保障計画を全力で支持している。
マフムード委員長はさらに、次のような認識を示した。中国側は長期にわたり、パキスタン側のテロリズム対策への努力を大いに支持してきた。今後にかけて両国は協力をさらに拡大していく。平和で、繁栄したパキスタンは、地域全体の環境の改善にプラスの作用をもたらし、地域経済の発展の成果をより一層、強固にする。
人文交流を強化し、伝統的な友誼を打ち固める
共同声明で、双方が両国の人文交流の強化を高く重視し、中国・パキスタン関係を異文明国間の交流と相互学習、友好的協力の模範にしたいという希望が提示された。
パキスタンの参議員で、イスラム促進会のシラジュド・ハック会長は、人文交流が強化されることによって、パキスタンの民衆は中国とその歴史、文化をより十分に理解し、両国の友好を人心により深く浸透させるだろうと述べた。
王旭主任補佐は次のような見方を示した。パキスタンは悠久の歴史と文明のあるイスラム国家で、中国とパキスタンは長期的な友好関係にあるが、両国人民は文化と認知において依然として相違を持っているから、人文交流を強化することで、両国人民の理解を増進できる。この声明で提示した一連の実務的協力は、両国の相互認識と理解を推進し、両国の友誼を打ち固めるために非常に重要だ。
（新華網日本語）
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