経済回廊を建設し、旗艦プロジェクトを作り出す
双方は声明で、中国・パキスタン経済回廊をシルクロード経済ベルト及び21世紀海上シルクロードにおける提案した重大プロジェクトに作り出すことで取った重大な進展を高く評価した。
マフムード委員長は、次のような見解を示した。中国・パキスタン経済回廊を中国の喀什からパキスタンのグワダル港に延伸させ、シルクロード経済ベルト及び海上シルクロードと連結させている。回廊建設を完成することは、中国の「一帯一路」という偉大なる構想の一里塚となり、模範的な意義を持つ。
北京大学南アジア研究センターの王旭主任補佐は次のように認識している。中国の「一帯一路」建設の提案は実務的な協力段階に入った。中国・パキスタン経済回廊建設は「一帯一路」建設に向けて具体的な経験の蓄積となる。一部のプロジェクトの着工は、今後のモデルとしての役割も担っている。
共同声明で双方はさらに、両国は中国・パキスタン経済回廊を先例として、グワダル港、エネルギー、交通インフラ及び産業協力を重点に据え、「1+4」経済提携の構図を形成することで合意しており、また一連の具体的な協力建設プロジェクトを提起した。