【新華社北京4月14日】日本政府の統計データで、日本は2014年に外国人観光客による消費が過去最高を記録し、中国と韓国からの観光客が牽引力になったことが示された。これと対照的に中国と韓国を訪れる日本人観光客は減少している。
2014年は外国人観光客の日本での消費額が過去最高の2兆円(約166億ドル)に達した。そのうち、中国人観光客の消費額に占める割合は4分の1を超えた。日本の財務省のデータによると、2015年2月、日本の旅行収支は633億円(5億ドル)の黒字を計上し、1996年以降の比較可能なデータにおいて月間最高記録となり、5カ月連続で黒字となった。旅行収支の黒字は、外国人観光客の日本での消費額が日本人観光客の海外での消費額を超えることを指す。
報道によると、外国人観光客の日本での消費が増加した主な原因の一つとして、昨年10月から消費税免税製品が食品と化粧品に拡大し、商品購入による消費が増加したことが挙げられる。
もう一方で、2010年から2014年にかけて、中国と韓国を旅行する日本人観光客の人数は減少傾向にある。
(新華網日本語)
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