【新華社香港4月10日】「南南協力の持続可能な発展に関するハイレベル・フォーラム(High-level Forum on South-South Cooperation for Sustainable Development)」が10日、香港で行われる。記者は9日に開かれたフォーラムのメディアブリーフィングから得た情報によると、中国政府の提起した「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」戦略が今回のフォーラムにおけるテーマの焦点の一つとなるという。
南南協力の持続可能な発展指導委員会アジア太平洋委員会の蔡鄂生議長はメディアブリーフィングで、中国政府の提起した「一帯一路」戦略は国連の提唱した「2015年以降の 国連開発アジェンダ」と非常に一致している。「一帯一路」戦略は中国が提起したものだが、それをただの中国の復興戦略とみなすのでは、あまりにも狭義だと述べた。
中国政府の提起した「一帯一路」戦略は、南南協力のプラットフォームのビジョンや目標にぴたりと一致し、また南南協力の全体的な戦略構想のために新たな視点や実務ルート、強い実施実力および革新型思考を提供しており、南南協力の内包を極めて豊富にした。
もちろん、南南協力には「一帯一路」戦略実施のプロセスの中で参考にすべきところもある。南南協力の持続可能な発展指導委員会のジョン・アッシュ議長はメディアブリーフィングで、南南協力にはすでに数十年の歴史があり、その発展のプロセスの中の経験や教訓は「一帯一路」戦略の具体的な実施のために参考となる情報を提供することができると表明している。
(新華網日本語)
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