上海市民政局などが30日に発表したデータによりますと、2014年に上海の60歳以上の高齢者数が新たに26万3600人増え、同市の高齢化の傾向がより顕著になっていることがわかりました。
このデータは上海市民政局、高齢弁公室、統計局、質量技術監督局が共同で発表した「上海市高齢人口と高齢事業観測統計調査制度」というデータです。それによりますと、2014年12月31日時点の上海市の戸籍人口は1438万6900人で、その内、60歳以上の高齢者は413万9800人で、総人口の28.8%を占めています。65歳以上となると270万600人で、総人口の18.8%、70歳以上は177万300人、総人口の12.3%、さらに80歳以上に限ると75万3200人で、総人口の5.2%でした。これらのデータから、上海の高齢化は更に進んでいるとわかります。
上海高齢化科学研究センターの予測によりますと、上海市に戸籍を置く人のうち、60歳以上の高齢者の人口が2018年までに500万人を超えるとのことです。
(中国国際放送局)
推薦記事: