【新華社平壤4月1日】朝鮮中央通信社の30日の記事によると、朝鮮対外文化連絡協会は同日、声明を発表し、日本の警察当局が26日に在日朝鮮人総聯合会(朝総聯)の許宗万主席の住宅に対して、家宅捜索したことを非難し、日本当局に謝罪と責任者への厳重な処罰を求めた。
声明は次のように主張している。朝総聯は朝鮮の合法的な海外同胞団体として、国交のない朝鮮と日本両国の間で一貫して、朝鮮外交代表部の職責を履行し、両国間の友好善隣関係の発展を促進するために努力を行ってきた。朝鮮対外文化連絡協会は、日本当局の強制的な家宅捜索は、朝鮮の主権を粗暴に侵害し、朝総聯及び在日朝鮮人に対する政治的圧迫と人権の踏みにじる行為であり、朝鮮と日本の両国人民の敵対を煽る対抗の動きであると判断し、これに対し強い非難を表明する。
声明はさらに、日本当局にこの事件について謝罪し、関係者を厳重に処罰するとともに、朝総聯及び在日朝鮮人に対する迫害と鎮圧を即刻、停止するように求めている。
日本メディアの報道によると、日本の警察当局は26日、東京の某貿易会社社長ら2人の容疑者を逮捕した。2人は2010年に中国を経由して日本に朝鮮産松茸1,200キロを輸入した後、中国産松茸と偽装して販売した疑いが持たれている。日本の警察当局は朝総聯がこの案件と関わっていると見て、松茸を密輸した疑いがあることを理由に、許宗万氏の住宅を家宅捜索した。
(新華網日本語)
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