韓国では現在、多くの新婚カップルが、結納品として、これまでの家電などではなく、ゲーム機やマッサージチェアを選ぶようになっている。環球時報が韓国紙・中央日報の報道を引用して報じた。
韓国のネットショッピングモール「AUCTION(オークション)」が18日から22日の5日間、結婚準備中のカップルや結婚して1年未満の夫婦714人を対象に実施した調査では、回答者の90.8%が「結納品として生活の楽しみを向上させる物を選ぶ」と答え、平均支出は118万ウォン(約13万円)だった。また、男性回答者の30.6%、女性回答者の15.5%が、結納品として「ゲーム機」を選択したほか、男性回答者の27.8%が「マッサージチェア」を選択した。
このような現象は百貨店でも起きている。韓国ソウルの新世界百貨店が新婚夫婦800人を対象に実施した調査でも、結婚時に買う商品の4位にマッサージチェアが入り、テレビなどの家電製品を上回った。これについて、Auctionのマーケティング部の責任者は、「今の韓国の若者は、生活の質に重きを置き、実用的な電気製品よりも、体験感が強く、個性的な商品を選択する傾向がある」と分析している。
(人民網日本語版)
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