【新華社北京3月30日】全国香港マカオ研究会、香港基本法マカオ基本法研究会が共同で主催した「香港基本法公布２５周年記念座談会」が２９日、北京の人民大会堂で開催された。
全国人民代表大会常務委員会、香港基本法委員会の張栄順副主任は、談話で次のように述べた。香港基本法（香港特別行政区基本法）の規定を理解し、執行するために、国の観念、制度に対する自信及び明確な目標を持たなければならない。香港基本法は中国の法律であり、中国の領土で施行される。基本法をどのように理解し、執行するかについては、必ず中国の立場に立ち、国家の観念を確立しなければならない。
国務院香港マカオ弁公室の周波副主任は次のように表明した。憲法及び基本法は「一国二制度」の憲法による治国の基盤を共同で形成している。憲法及び基本法に厳正に準拠して実務を行い、「一国二制度」の実践プロセスにおける困難を理性的かつ実務的に解決しなければならない。憲法は国家の根本的な大法であり、国の各項目の基本制度を確立し、全国の各民族人民の共同の意志と根本的利益を反映し、香港特別行政区を含む全中国の領土範囲内で最高の法的地位と最高の法的効力を備えている。憲法も香港基本法を制定し、香港特別行政区制度を確立するために法的依拠を提供し、「一国二制度」の基本的法律保障である。
内地及び香港からの多くの法学専門家と法曹界の関係者も基本法に関する議題について発言した。全国香港マカオ研究会副会長、香港基本法マカオ基本法研究会の王振民会長は、次のような見解を示した。憲法は国の法治と政治のために、経路の軌道、発展方向、価値の誘導及び最終的な追求を提供する。今日の香港にとって、基本法は憲法のもとでの香港の憲法統制的法律として、香港の法治の魂と核心になるべきだ。
全国香港マカオ研究会の陳佐洱会長は、総括の談話で次のように述べた。昨年、開催された中国共産党第１８期中央委員会第４回全体会議で、習近平を総書記とする中国共産党中央委員会が法治の全面的推進を提起した。この精神は当然ながら、香港の全面的な法治に適用される。今年の全国「両会」期間に、李克強総理、張徳江委員長は次のように強調した。香港を全面的に法により治めるために、香港特別行政区は憲法と基本法に厳格に準拠して実務を行わなければならない。香港基本法と憲法の関係は、子法と母法の関係だ。香港特別行政区設立の日に、憲法と基本法で香港の新しい憲法統制の基盤を共同で形成する。憲法を重んじなければ、「一国二制度」を完全に理解することができず、また香港基本法を正確的に徹底して執行することができない。香港にしても、内地にしても、我々はすべて国の憲法と香港基本法を理解し、尊重し、遵守しなければならない。
（新華網日本語）
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