【新華社シンガポール3月20日】シンガポール首相府は19日昼ごろに公告を発表し、初代首相のリー・クアンユー氏が依然として危篤状態で、集中治療室で治療を受けていると伝えた。
18日の夜、リー・クアンユー氏が逝去したと伝えたシンガポール首相府のホームページのスクリーンショットがインタネットで広まったが、その後これは偽りのニュースであることが実証された。シンガポール首相府はすでにこの事について警察側に通報したという。
今年の2月5日、リー・クアンユー氏は重い肺炎に感染し入院治療を受けた。28日、シンガポール首相府はリー・クアンユー氏の病状が多少好転したと伝えたが、依然として鎮静剤や呼吸器および抗生物質を使用しているとのことだ。リー・クアンユー氏は1923年9月生まれ、1959年から1990年にかけて首相を務め、その後2011年5月まで前後して上級相(国務資政)と顧問相(内閣資政)を留任した。今でもリー・クアンユー氏は国会議員を務めている。
(新華網日本語)
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