ボアオ・アジアフォーラムは、17日に発表した「アジア経済一体化の進捗、2015年度報告書」の中で、E11(新興11カ国)の経済が2015年大幅に回復する可能性は低いが、大幅に低下することもないと判断した。経済成長率は2014年から横ばいか、小幅低下する可能性が高い。中国経済は2015年も鈍化の流れを続け、成長率が7.0%になる見通し。18日付中国証券報が伝えた。
今後5年間を展望すると、E11の高度経済成長期がすでに終了しており、安定的な成長は「新常態(ニューノーマル)」になろうとしている。E11の今後5年間のGDP成長率は、5.2―5.4%の範囲内となる。そのうちE11の経済規模で最大の比率を占める中国は、構造調整と改革の深化に取り組んでおり、経済成長率が低下しているが、経済の質と効果が向上している。
(新華網日本語)
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