【新華社北京3月18日】フランス外務省は17日、フランス、ドイツとイタリアは同日にアジアインフラ投資銀行(AIIB)の創始メンバーになる意向を表明したと言明した。この前、イギリスは既にAIIB創始メンバー国になる意向を表明した。今まで、既に4つの欧州国家がAIIBへの参加意向を確認した。
フランス外務省はその発表した声明の中で次のように伝えた。フランス、イタリアとドイツ三カ国はAIIB創始メンバー国の行列に入って、国際協力パートナーと緊密に協力し、共にガバナンス、ローンや公共工事などの分野において最高標準に遵守する機構の構造に尽力してゆくと希望している。
声明はまた、既存の多国間投資・開発銀行と協力することを通じて、AIIBはアジアインフラ整備の分野で重要な役割を果たし、地域と世界の経済社会の発展に貢献すると述べた。
イギリス財務省は12日に、イギリスがAIIB創始メンバー国になる意向を表明した後、今月末、イギリスがほかの創始メンバー国とAIIBの意向協定条項について検討し、ガバナンスと責任追及の制度を制定し、同行の運営にサポートを提供することを期待している。
中国外交部の洪磊報道官は17日、関連報道に返答した際、AIIBは一つの開放的で包容的な多国間の開発機構であるため、中国側は意向のある諸国がなるべく早く創始メンバー国としてAIIBに参加することを決めるよう歓迎する、と語った。
洪磊報道官は次のように述べた。地域内外の諸国の積極的な参加はAIIBの広範な代表性の表現にプラスになる。中国側は関係各方面と共に努力し、AIIBを各方面の互恵ウィンウィンを実現させる専門的で効率的なインフラ投融資のプラットフォームを作り出し、地域のインフラ整備と経済発展に貢献を果たすと望んでいる。
(新華網日本語)
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