改革は潜在力を奮い立たせる
中国経済の発展が新たな段階に入るのに伴って、伝統的な成長駆動力は弱まり、政府活動報告は経済社会発展の新たな原動力の育成、創出を提起した。これに対し、海外の知名人は、中国経済のアップグレードやモデル転換、中国政府の新たな改革措置および非凡な活力をもつ民営部門が中国経済に新たな原動力を加えるものとみなしている。
イワノフ研究員は、中国は高速鉄道の分野で世界トップの地位にあり、中国のハイテク大国としての発展の潜在力を示している。今後の中国は高速鉄道、自動車、航空・宇宙といった技術集約型産業の発展に引き続き力を入れて奨励してゆくべきだ。これは、製品の品質を向上させることができるだけでなく、環境改善にも有利で、持続可能な発展を真に実現させるだろうと指摘している。
みずほ総合研究所の伊藤信悟・中国室長 は、経済が下押しへ向かう圧力に直面してはいるが、中国政府は電力、交通などの大国有企業の改革を更に推し進め、また交通インフラの開発・建設を推進し続ける決意をしている。これらの改革措置は、経済活動の依然として活発な民間企業を加え、今後経済成長の新しいエンジンとなる望みがもてるだろうと述べている。
開放は主動を勝ち取る
海外の知名人は、中国が地域の自由貿易の推進に対し積極的な態度をもつことは、より開放的且つ互恵的なアジア太平洋の自由貿易構造の形成を一層促進するものとみなしている。
シンガポール国立大学法学院助教授で、アジアの法律研究センターの王江雨副主任は、アジア太平洋自由貿易区プロセスのスタートは、中国が一層大きな程度で門戸を開き、貿易・投資の自由化の推進を望んでいるのを意味しており、これは他国との経済往来を強化する見通しだ。中国は世界とチャンスや発展のボーナスを享有してゆくだろうとみなしている。
(新華網日本語)
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