2015年3月9日、参考消息網によると、2月の中国の貿易黒字は米国の内需拡大により過去最高となった。
大口商品価格の急下落で輸入は減少した。英フィナンシャル・タイムズによると、1~2月の中国の輸出額は前年同期比15%増。ブルームバーグ研究所の首席アジア経済学者は「15%の増加幅が持続するとは思わない。貿易黒字は増えているが、人民元レートを押し上げる要因になっている。依然として市場は中国国内経済が停滞気味ととらえており、金融緩和政策は維持される見通しだ」と語った。
中国税関は8日、2月の輸出額が専門家の予測を大幅に上回ったと発表。オーストラリア・ニュージーランド銀行の経済学者は報告書で「良い兆候だ」と指摘。しかし、人民元レートは弱含みが続くとみている。
(新華網日本語)
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