中国自動車工業協会が10日に発表したところによりますと、今年に入って、中国の自動車の輸出台数が去年同期に比べて減少したことがわかりました。
2014年、主要な輸出先の国のマーケットでは競争が激しくなり、また人民元為替レート上昇などの影響を受けて、中国自動車の輸出台数の増加率が一時的にマイナスとなりました。去年一年間の自動車の輸出台数は、一昨年より7%近く減少しました。
中国税関の統計によると、今年1月、完成車の輸出台数は7万4200台となり、2014年同期に比べて16.2%減少しました。一方、中国自動車工業協会のデータによりますと、2015年2月の輸出台数は5万1400台となり、1月より16.7%減り、2014年同期に比べて4.3%減少しました。
今年に入って2ヵ月、中国の自動車の輸出台数は2014年同期より8.6%減り、このうち乗用車が15.5%減りましたが、商用車は逆に2.9%増えたということです。
(中国国際放送局)
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