国連のパン・ギムン事務総長は現地時間の8日夜、報道官を通じて声明を発表し、過激派組織「イスラム国」(IS)がイラクで文化財を破壊する行為に憤りを表し、そのテロリズム行為を食い止めるよう国際社会に呼びかけました。
パン事務総長は声明で、ユネスコの世界遺産リストに登録されているイラク北部にあるハトラ遺跡がこのほど、ISによって破壊されたことに憤りを感じ、この醜いテロリズム行為を食い止め、国連安全保障理事会の関連決議に従い文化財の不法売買を取り締まるよう、国際社会に呼びかけました。
パン事務総長が、人類共有の文化財を故意に破壊することは戦争犯罪にあたるもので、その責任を追及しなければならないとしました。
(中国国際放送局)
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