国連総会が6日、国際女性デー(3月8日)を記念するハイレベル会合を開き、男女平等と女性への権利付与の推進に引き続き努力するよう呼びかけました。
国連のパン・ギムン事務総長はあいさつで「今年は第4回世界女性会議が北京で開かれてから20周年という節目の年である。20年の間に、女性の政治参加や教育、就職などの面である程度改善がみられた。多くの国が立法によって性差別を無くし、女性への暴力問題を解決しようとしているが、世界的に見ると男女平等と女性への権利付与などの面の進展は遅く均衡が取れていない」として「国際社会はこれらの差を認め、方向性を定めなければならない」と述べました。
国連総会のクテサ議長は「根強い性差別のモデルや考え方、やり方を変え、強制結婚および家庭内の性別による資源分配の不平等などを止めると共に、教育や就職の機会などにおける男女間の不平等の問題に立ち向かうべきだ」と話しました。
(中国国際放送局)
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