【新華社北京3月6日】日本側は中国に釣魚島特別サイトの英語版と日本語版を削除する要求に対して、外交部の華春瑩報道官は5日に、中国側は日本側の無理な要求を受けない、また再び日本側に歴史を正視し、事実を尊重するようと促すと述べた。
当日の定例記者会見で、ある記者が次のように質問した。日本の菅義偉官房長官は4日に、日本側は中国が釣魚島特別サイトの英語版と日本語版の開設について抗議し、削除を要求すると称した。また特別サイトでの中国が最も早く釣魚島を発見、命名し、利用したという主張が事実関係を歪曲するもので全く受け入れられないと称したが、中国側はこれに対してどう評価するか。 華春瑩報道官は釣魚島及び付属島嶼は中国固有の領土で、充分な歴史と法的な依拠があると表示した。
華春瑩報道官は「日本の官房長官は中国の主張が受け入れられないと記者の方が言及したが、私は指摘したいのは、事実は事実だ。日本側が主観的に受け入れるか否かと関係なく、客観上ではこの事実は変えられない。」と述べた。
華春瑩報道官はまた次のように述べた。中国の関連部門が関係サイトを開設するには人々に釣魚島問題の歴史と中国の一貫した立場をよりよく理解させる。中国側は日本側の無理な要求を受けなく、また再び日本側に歴史を正視し、事実を尊重し、妥協に関連する問題の処理に建設性のある努力を出すようと促す。
中国側の釣魚島特別サイトの英語版と日本語版が4日にオンラインした。当サイトは中国国家海洋情報センターが主催し、大量な歴史文献と法律文書を掲載し、釣魚島及びその付属島嶼が皆中国の固有の領土であり、中国はそれに対し争いようもない主権を持っていることを証明している。 (翻訳・編集/呉寒氷)
(新華網日本語)
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