【新華社北京3月3日】中国人民政治協商会議(全国政協)第12期全国委員会第3回会議の呂新華報道官は2日、我々は日本政府に歴史に対し責任を負う姿勢を示し、日本に平和発展の道を歩むよう促すと述べた。
全国政協第12期全国委員会第3回会議の記者会見が2日午後、人民大会堂で開かれた。ある記者が次のように質問した。今年は世界反ファシズム戦争と中国人民抗日戦争勝利70周年にあたり、我々は日本政府の指導者による過去の戦争に対する責任を負う姿勢への表明に注目している。これに対して、中国はどんな態度なのか。
呂新華報道官は次のように表明した。第二次世界大戦終結50周年および60周年の際、日本の元指導者はそれぞれ村山談話と小泉談話を発表し、70年前のあの侵略戦争が中国とアジア諸国にもたらした災難に対し関連の姿勢を明らかにし、平和発展の道を歩むという承諾を行った。しかし、全体的には、現政府の指導者を含む大部分の政界関係者はドイツ指導者のようにナチス帝国がユダヤ人を虐殺したことに対して深く反省し、心から謝罪して、国際社会からの信頼を取ったことが一度もなかった。逆に、教科書、靖国神社、慰安婦、南京大虐殺などの問題で事実の真相を覆い隠し、歴史の正義と人類の良知に挑戦している。
呂新華報道官は、また次のように述べた。我々は日本政府の現任の指導者に、第二次世界大戦から既に70年が過ぎ、歴史を深く反省する時になったと忠告する。我々は日本政府に歴史に対し責任を負う姿勢を示し、戦争の性質をはっきりと見分け、日本に平和発展の道を歩むよう促す。
(新華網日本語)
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