【新華社北京3月4日】中国人民政治協商会議全国委員会(全国政協、政治助言機関)委員、海軍インターネットセキュリティー及び情報化専門家諮詢委員会の尹卓主任は、新華社記者の取材に応じた際に、今回の閲兵は抗戦勝利を記念し、戦後の国際秩序を維持し、人心を凝集するなどの方面で重要な意義を持つと表明した。
尹卓主任は、次のように述べた。米国、英国、フランス、ロシアなどを含む第二次世界大戦の勝利国は、皆勝利記念日を全民族の祝日としている。今年の閲兵方式は、昨年と比べて関連活動がより印象的で、国内外のすべての同胞に中華民族の復興への一歩となる偉大な勝利を心に深く刻ませる。
尹卓主任はまた、次のような見解を述べた。現行の国際秩序は中国と米国、欧州の主要諸国、アジア太平洋の主要諸国が政治と外交において大局の安定を擁護することを可能にする一つの非常に重要な基準だ。「第二次世界大戦後の現行国際秩序を乱すならば、今後は新しい戦争策源地が出現する。」尹卓主任は、第二次世界大戦後の秩序を擁護すれば、新しい戦争策源地が形成することはないようにして、数十年間の世界平和を維持できる、と述べた。
第二次世界大戦後の国際秩序は、中国の重大な安全的利益に関わり、中米関係は政治と外交における安定した基石の一つでもある。今回の閲兵で中国は現行秩序への挑戦者でも、破壊者でもなく、確固とした擁護者であることを世界に再び伝えることは非常に重要だ。
尹卓主任は次のような見解を示した。抗戦勝利日の閲兵はまた、人心を凝集し、歴史の教訓を記憶に留めるという意義がある。時代遅れになると殴られ、脆弱だと侵略される。死傷者が3,500万人に上った流血の代償は、すべての中国人が銘記するに値する。
尹卓主任は次のことを明らかにした。今回の閲兵で展示する武器は、おそらく中国の現役の重要装備が中心で、新たに研究開発した装備は用意していない。国慶節の閲兵と比べると規模は小さいが、一部の特殊行進部隊が登場する可能性が高い。例えば、老兵行進部隊、又は旧式の軍服を着用した行進部隊など。これらの細部に関する内容は現在、設計中となっている。
(新華網日本語)
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