ソマリア首都で自爆テロ、20人以上が死亡

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-02-22 16:28:55 | 編集: 呉寒氷
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 ソマリア政府が20日に明らかにしたところによりますと、ソマリアの首都モガディシオにあるホテルで同日昼頃に発生した自爆テロで、2人の国会議員を含む20人以上が死亡し、数人の政府高官が負傷したとのことです。

 報道によりますと、事件が発生したホテルは、ソマリア大統領官邸に近いセントラル・ホテルだということです。女性がホテル内で自爆したのと同時刻に、ホテル敷地内の爆発物を積んだ自動車が爆発しました。この襲撃でソマリアの副首相と交通相が負傷し、現在病院で治療を受けています。

 今回の事件で、ソマリアのイスラム過激派組織「アルシャバーブ」が犯行声明を出しています。

 国連安全保障理事会(安保理)と国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は20日、それぞれ声明を発表し、今回の事件を強く非難しました。安保理は声明の中で、「あらゆるテロ行為の実行者、画策者、出資者および支持者を法で裁かなければならい」と強調した上で、ソマリア当局に積極的に協力するよう各国に呼びかけました。また、パン事務総長は「国連は、ソマリア人と政府が国の平和と繁栄を取り戻すことにゆるぎない支持を続ける」と重ねて表明しました。

(中国国際放送局)

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