中国政府は、3月20日から海南島の離島免税政策(航空機で海南島を離れる観光客を対象に、買い物において回数、金額、数量、製品の種類を限定して輸入税を免除するという2011年4月20日から実施してきた政策。観光客は免税店で代金を支払い、空港の隔離エリアで商品を受け取り島を離れる)を調整します。これは今後、観光客の海南島での免税品購入がより割安になり、品目も増えることを意味しています。
中国財政省が17日発表した公告によりますと、粉ミルクやコーヒー、サプリメント、空気清浄機、家庭用の医療機器など17品目が免税対象に追加されており、海南島の離島免税商品は計38品目になりました。
また、アクセサリーや腕時計、香水、化粧品、衣類、スポーツ用品、キャンディー、おもちゃなど10種類の人気商品に対する1回当たりの購入数量制限も緩和されました。
現在、観光客1人につき、免税の限度額は8000元(約15万2000円)ですが、今回の政策調整により、観光業の振興への波及効果が期待されるということです。
(中国国際放送局)
推薦記事:
中国観光客、韓国に34万人分の雇用を創出
中国観光客、VAT還付額7年連続世界一
中国の2014年国際観光収入569億ドル 10・2%増