【新華社国連2月15日】中国の劉結一国連常駐代表は12日、次のように述べた。中国は安全保障理事会(以下、安保理)が同日、採択したテロリズム取締りに関する決議に賛同する。同決議は国際社会のテロリズム対策行動に協調し、関係国のテロ組織の取り締まりを支援するために重要な意義を持つ。
劉結一国連常駐代表は同日、国連安保理の今月の輪番制議長として会議を主宰した。安保理の会議で、第2199号決議が全員一致で採択され、テロ組織が従事する不法石油取引、文化財及び武器密輸、金融取引及びインターネットを利用したテロ活動などに関して制裁措置を強化することを決定した。
劉結一国連常駐代表は、決議の採択後に次のように述べた。中国側はあらゆる形式のテロリズムに反対し、テロ対策において二重の基準を持つことに反対し、テロリズムと特定の宗教及び民族を直結させることに反対する。我々は国際社会が安保理第2199号決議とこれより先に採択された第2170号、第2178号などの決議を全面的かつ十分に着実に実行し、テロリズムを共同で阻止し、取り締まることを希望する。
ロシア、米国、ヨルダンなどの代表もテロリズムの取締りに対する発言で、各自の立場を表明した。
(新華網日本語)
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