【新華社福州2月11日】「海上シルクロード」の重要な起点である福建省は、海洋開発への協力を積極的に推進し、海洋経済の特色を際立たせ、「海上シルクロード」沿線諸国との経済貿易協力を絶えず拡大している。
福建省は昨年から「海上シルクロード」沿線諸国との漁業協力を絶え間なく推進している。福建省は現在、インドネシア、モーリタニア、ミャンマーなどの国で投資し、９カ所の遠洋漁業基地を建設した。同省の企業７社と漁業専業合作社1社がインドネシアの５つの地域とミャンマーなどに漁業養殖基地を建設した。養殖面積は１万６,３00ヘクタールに及ぶ。
海上シルクロード建設を契機に、福建省の企業も「海外進出」のペースを加速し、漁業による捕獲と基地建設の海外投資を行っている。また、福建省の多数の海外協力プロジェクトが中国－東アジア諸国連合海上協力基金プロジェクトに盛り込まれた。海洋科学技術、文化方面の協力を全面的に推進しつつある。福建省は昨年、「アモイ国際海洋ウィーク」、第４回ＡＰＥＣ海洋関連大臣会合などの機会を借りて、海洋文化のＰＲと交流を行い、海洋科学技術の刷新、環境保全、法執行での連携、安全救助などの分野の国際協力を強化した。
福建省発展改革委員会の余軍副主任は次のように表明した。福建省は現在、「一帯一路」（シルクロード経済ベルトと２１世紀海上シルクロード）相互接続建設に向けた重要拠点及び海上シルクロード経済貿易協力の最前線のプラットフォーム及び海上シルクロード人文的交流の重要な枢軸を形成するために努力している。海洋協力は福建省の６つの重点対外協力分野の一つであり、海洋特色を際立たせることによって、産業協力レベルを引き上げ、「海上シルクロード」沿線諸国との海洋経済、文化、人文的交流と協力を強化する意向を示している。
（新華網日本語）
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