航空機の国内路線における燃油サーチャージは、5カ月連続の値下げに続き、2月5日から徴収を中止することになった。前回の中止は6年前に行われている。旅行情報サイト・携程旅行網が2日に明らかにしたところによると、今月5日から国内の格航空会社は燃油サーチャージの徴収を中止し、旅客は航空券の代金と民間航空発展基金への50元(1元は約18.7円)を支払うだけで空の旅を楽しめるようになる。「新京報」が伝えた。
廈門(アモイ)航空や雲南祥鵬航空など数社がすでに通知を出しており、2月5日以降に発券された国内路線の航空券については、燃油サーチャージの金額を0元にすること、つまり徴収を中止することを明らかにした。他の航空会社も数日以内に同様の通知を出す予定だ。
国内路線の燃油サーチャージは昨年9月から5回連続で引き下げ調整され、直近では今年1月5日に調整が行われた。
業界関係者は、「今回の燃油サーチャージの徴収中止は、主に国内の航空燃料の総合的な調達コストの低下と関係がある。2月に入ると、調達コストは1トンあたり3782元まで下がり、徴収基準額の4140元を下回った。そこで航空会社は徴収中止を決定し、旅客にとってはまたとない朗報になった」と話す。
(人民網日本語版)
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