【新華社北京1月27日】中国・インドネシアハイレベル経済対話第一回会議が26日北京で開催された。楊潔チ(竹かんむり+褫のつくり)国務委員とインドネシアのソフヤン・ ジャリル(Sofyan Djalil)経済担当調整相(副首相レベル)が共同で会議を主宰し、両国の指導者の達したコンセンサスを実行し、双方の経済・貿易や投資などの重大な協力の議題について踏み込んだ意見交換を行った。
双方は、ここ数年、中国とインドネシアの経済貿易協力の成果が実り多い。習近平主席の提起した「21世紀海上シルクロード」共同建設の提案とインドネシア・ジョコ大統領の海洋強国建設の戦略構想は広範な戦略の接点を備えており、双方の各分野における実務協力の深化、中国とインドネシアの全面的戦略パートナーシップの推進のために広大な空間を提供したとの見解で一致した。
楊潔チ国務委員は、今年は中国とインドネシア両国の国交樹立65周年にあたり、アジア・アフリカ会議(バンドン会議)開催60周年でもある。双方はこれを契機として、二国間貿易の規模を更に拡大し、重大なインフラ建設、電力などの分野での協力を強化して、中国・インドネシアの経済協力を推進し、互恵・ウィンウィン、共同発展を実現してゆかねばならないと表明した。
ソフヤン経済担当調整相は、インドネシア側は中国側と共に、投資、貿易、インフラ協力、インドネシア経済特別区の建設などの分野における協力の潜在力を深く掘り下げ、中国とインドネシアの経済貿易協力の内包を深めてゆけるよう望んでいると表明した。 会議の後、双方は『中華人民共和国政府とインドネシア共和国政府のハイレベル経済対話第一回会議紀要』と発電所の協力に関する意向書を締結した。
(新華網日本語)
当社サイトのコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事:
中国側が日本側に今まで歴史問題での態度表明と約束を守るよう希望
コンゴ民主共和国、中国人居住者の安全を約束