チベット自治区住宅・城郷建設部がこのほど明らかにしたところによりますと、去年、自治区政府は60億元(約1124億円)の資金を拠出し、建設予定の7万2千戸の保障性住宅(経済条件の良くない家庭を対象に政府が準備し、市場より安く購入や賃貸ができる住宅)のうち、新規に建設するプロジェクトはすべて着工させ、その大部分がすでに完成したということです。
チベット自治区のロプサン・ギャルツェン主席は、このほど開かれたチベット第十期人民代表大会第三回会議で政府活動報告を行い、「2014年、チベット自治区ではあわせて9万4700人の住宅環境が改善された」と明らかにしました。
自治区政府はまた、去年、1万世帯余りの低収入で住む場所に困っている家庭に対して、4750万元(約9億円)の補助金を支給したということです。
(中国国際放送局)
推薦記事:
袁隆平氏が華南農業大学と協力、ハイブリッドライス栽培の難題を解決
北京の高齢者人口、300万人を上回る
2014年、北京市の常住人口が2151万人に