中国では古代から健康を保つためには「自然に順応しなければならない」と言われている。今でも、人体が好む生活のリズムと習慣がある。生命時報が報じた。
5時に目が覚めたら二度寝
十分な睡眠を取らなければ、脳を十分休ませ、質の高い生活を送ることはできない。もし、早朝5時か6時に目が覚めたとしても、もう少し寝ているほうがいい。眠れないとしても、目を閉じて、ベッドに横になったままで、お腹や手をマッサージすると、その日を元気に過ごすことができる。
6時半:屈伸運動
一日の始めに最適なのが運動。毎朝、10-20分の運動でも効果がある。朝は、屈伸運動や散歩、ヨガ、太極拳など、激しくない運動が適している。
7-8時:栄養素の高い朝食
中国では、包子(肉まん)や油条(中国風長揚げパン)、焼餅(中国のパンの1種)など、でんぷん系の食品を朝に食べる人が多い。しかし、中国栄養学会老年栄養分会の委員を務める、中山大学公共衛生学院の朱恵蓮教授は、「午前は仕事や勉強が忙しいため、栄養素の高い物を食べて、血糖値を正常化させなければ、頭が回転しない」と指摘し、自身は、「毎朝、でんぷん系の食品以外に、牛乳やコーヒーを飲むほか、果物や大豆、卵なども食べている」という。