テロ事件が相次いでいることを受け、フランス政府は自国のテロ対策を見直すことになりました。オランド大統領は21日、テロ対策の一環として7500人に上る軍人を削減しないこととなり、今年は1500人の削減をしないということです。
これに先立ち、オランド大統領は14日、軍人の人員削減計画について、3万4000人を削減すると発表しました。
一方、フランスのバルス首相は21日パリで記者会見し、今後3年間で、設備購入やテロ対策機関の建設と運営を含むテロ対策予算を7億ユーロ(約958億円)増額し、治安当局や情報機関の要員を約2680人増やす方針であると発表しました。そのうち1100人が情報機関に配属されるということです。
(中国国際放送局)
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