「一帯一路」戦略で、中国上場企業の海外進出が加速

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-01-18 14:51:47 | 編集: 郭丹
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   【新華社北京1月18日】晋西車軸股フェン有限公司、中能電気股フェン有限公司は1月15日、海外子会社の設立もしくは海外展開中の企業を買収する形式で海外事業を拡大すると発表した。国家の「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)戦略の勢いに乗り、中国の多くの関連上場企業が海外進出を加速させている。中国証券報の一部の統計データによると、2014年12月から現在まで、10数社が海外子会社の設立もしくは買収案件を発表している。16日付中国証券報が伝えた。

   海外進出を加速

   晋西車軸股フェン有限公司は1月15日、10万米ドルの自己資金でイギリス領ヴァージン諸島および中国香港にそれぞれ100%出資の子会社を設立し、対外投資、国際市場の開発を進めると発表した。

   同社によると、上述した子会社の設立は発展戦略を調整し、国際化戦略を推進・拡大する重要な措置の一つだ。同社の海外事業の規模は2014年より、国際市場のレール交通業界の緩やかな回復、中国レール交通設備製造メーカーの海外進出加速に伴い拡大している。2015年には50%以上のペースで拡大する見通しだ。

   中能電気股フェン有限公司も同日、大連瑞優能源発展有限公司の30%の株を取得することを発表した。同社はこれにより後者の送電・変電・発電設備の輸出ルートを効果的に活用し、海外事業の発展を加速し、国際市場を開拓し、グローバル化戦略を実現する。

   2014年12月から現在まで、上海電力股フェン有限公司、中利科技集団、中国玻繊股フェン有限公司、四川雅化実業集団など複数の企業が、海外子会社の設立もしくは買収案件を発表している。

   国家の海外進出戦略に積極的に反応するため、上海電力股フェン有限公司は欧州進出の足がかりとして、エネルギー会社「Enemalta PLC」の33.3%の株式を1億ユーロで取得する予定だ。同社はさらに再生可能エネルギー会社とエネルギーサービスセンターを設立し、マルタの発電所など複数のエネルギープロジェクトに投資する。

   中国玻繊股フェン有限公司は4億8500万米ドルを投じ、エジプトと米国に年産8万トンの無アルカリガラス繊維タンク窯・伸線生産ラインを建設し、EU・中東・北米市場を開拓する。中利科技集団はタイに太陽光発電の子会社を設立する。四川雅化実業集団は鉱産物資源開発業者のNWII社と業務提携し、民間用爆発物の国際市場を開拓する。

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キーワード    一帯一路,ベルト,シルクロード
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