省を跨ぐ高速道路の急速充電ネットワーク「北京-上海高速道路急速充電ネットワーク」が15日、全線貫通しました。北京・上海間高速道路は電気自動車に急速充電サービスを提供できる国内初の高速道路となりました。
貫通を祝うセレモニーと座談会がこのほど開かれました。それによりますと、今回のインフラ整備は中国の国家電網が呼びかけ、数多くの内外の自動車メーカーがこれに応じました。結果的に、北京汽車、BYD、BYD・ダイムラー、東風日産の4社の共同参加が決まりました。
関係筋によりますと、国家電網は1262キロある北京・上海高速道路の沿道に、50か所の急速充電スタンドを整備し、同方向の沿道では、平均で50キロおきに1か所ということです。急速充電スタンドには、最終的に120キロワットの直流充電器が4基、充電ポールが8本設置されます。電気自動車8台を同時に充電でき、バッテリー容量の8割を充満するまでに30分かかります。第1段階では充電器2基、充電ポール4本が整備されました。中国の標準に合ったすべての電気自動車の充電を行うことができるということです。
(中国国際放送局)
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