【新華社北京1月14日】13日、中国国務院発展研究センターとイギリス国際発展部による「中国と世界:新構造・新理念」2015年度シンポジウムが北京で行われた。
国務院発展研究センターマクロ経済研究部の余斌部長は当シンポジウムで、中国経済は成長のギアチェンジという新常態を迎えつつあり、今後の10年間に、中国経済は6%-7%の年平均成長率で後発国の追うプロセスを継続する見込みで、中国経済の成長も世界経済の回復に大きく貢献してゆくだろうと述べた。
余斌部長は次のようにみなしている。中国経済の発展は新常態に入り、マクロ政策はその成長の速さが質に従い、改革が活力を放出する原則を堅持し、経済が大きく変動する状態を避けねばならない。人為的に成長のスピードを速めたり、バブルを蓄えたりせず、成長反落の過度な加速による財政金融リスクの集中的な爆発を誘致するのも防止せねばならない。それ以外にも、重点分野の改革推進に尽力し、新たな成長点を加速的に育成し、市場予測を安定させ、経済の新常態における原動力の基盤を打ち立てるべきだ。
シンポジウム期間中、国務院発展研究センターはイギリス国際発展部と長期的協力に関する覚書を締結し、「知識発展のためのパートナープロジェクト」をスタートさせ、国際発展知識センターを共同で建設し、新型発展理論とそのモデル、中国の政策制定プロセス、グローバルガバナンス、国際発展政策といった四分野での研究と普及活動を展開してゆくという。
(新華網日本語)
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